Long
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「お前ら自分が何したかわかってんのか」
「分かってるマヨ」
「分かってるマヨー」
「じゃぁなんでそんな態度で座ってんだよ」
「じゃあ立つマヨ」
「じゃあしゃがむマヨー」
「あ、しゃがみましたねィ?
そのまま頭地面につけろやチビ」
「滸助けてー」
「フ、いいザマだな」
薄情者ォォォと叫びながら器用に体操座りでジャンプする炯の頭を押さえ付け滸が立ち上がると土方のスカーフに目をやる
「よだれかけにマヨネーズ付いてるよ、ひぃじぃ」
「まず、よだれかけってなんだよ
んでひぃじぃって俺のことか」
「"ひぃじぃかぁたぁ"のひぃじぃ
よだれかけはこれ」
大きく口を動かして嫌味ったらしく言う滸がスカーフのマヨネーズの付いていないところを鷲掴んでグイグイ引っ張る
「てんめっ!それされたら苦しいんだよ!やめろ離せ!離せっつの!」
「ひぃじぃってM?」
「んでそうなんだよ!?お前がわかんねぇわ!」
「へぇー…土方のあんちゃんMだったんだぁー」
「ちっげーよ!お前まで勘違いすんなァァァ」
「土方コノヤロー、それならそうと早く言ってくだせぇ…」
「ぎぃやぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「よし今のうちに逃げるぞ炯」
「おうよー…滸、山崎だ」
「「やまざきゃぁぁぁぁぁ!!」」
「ひぃぃぃぃぃ!?」
頓所内は土方と沖田の追いかけっこと山崎と二人の追いかけっこでグチャグチャで騒がしいものになったが山崎をコテンパンにし終えた二人はそのまま帰ったらしい
(一回頓所のカツ丼食べてみたいんだー)(じゃぁもっかい空き巣でもする?)