Long

□04
2ページ/3ページ




「で、聞きたいことって?」

「へい、あの…店の看板を作ろうとしたんですけど」


店の名前がわからなくて………


「「あぁ、そんなこと」」


「教えてもらわなきゃいけねぇなってことで来たんです」

「そういや銀さんも知らねぇな」
「僕も知りません」
「私もアル」







「「だって店の名前ないもん」」







『はぁ?』









この連載の七不思議2
店の名前がない






「じゃぁどうやって宣伝してきたんだよ」


「万屋経営してまーす」
「成功率100%ーだと思うよー?
「万屋銀ちゃんより仕事早いでーす」
「危険な仕事も受け入れますー万屋銀ちゃんが



「オイィィィィィィィ!?あからさまにおかしいだろうがアアァァァ!」

「僕達だって100%ですよ!ねぇ神楽ちゃん!?」

「敗北率100%ネ」

「神楽ちゃんんんんんんん!?」



「よし、じゃぁ今から考えよう」

「はいはーい、"打倒万屋銀ちゃん"がいいでーすー」

「もう経営的に勝ってるだろうがァァ!」

「却下?じゃぁ"万屋金ちゃん"!」

「タイトルおかしくなるからやめろってェェェ!」


「なら"万屋炯ちゃん"はー?」

「炯ちゃんじゃ僕が入ってないから
"万屋滸ちゃん"ならいいよ」

「自分入ってないじゃんー!」

「まず"万屋○○ちゃん"の時点で却下だから!!」

「「えぇー?」」









(万屋金ちゃんだったらさ)(きんたm(アァァァァァァアアアァァア!)あははははははは!)
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ