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「で、聞きたいことって?」
「へい、あの…店の看板を作ろうとしたんですけど」
店の名前がわからなくて………
「「あぁ、そんなこと」」
「教えてもらわなきゃいけねぇなってことで来たんです」
「そういや銀さんも知らねぇな」
「僕も知りません」
「私もアル」
「「だって店の名前ないもん」」
『はぁ?』
この連載の七不思議2
店の名前がない
「じゃぁどうやって宣伝してきたんだよ」
「万屋経営してまーす」
「成功率100%ーだと思うよー?」
「万屋銀ちゃんより仕事早いでーす」
「危険な仕事も受け入れますー万屋銀ちゃんが」
「オイィィィィィィィ!?あからさまにおかしいだろうがアアァァァ!」
「僕達だって100%ですよ!ねぇ神楽ちゃん!?」
「敗北率100%ネ」
「神楽ちゃんんんんんんん!?」
「よし、じゃぁ今から考えよう」
「はいはーい、"打倒万屋銀ちゃん"がいいでーすー」
「もう経営的に勝ってるだろうがァァ!」
「却下?じゃぁ"万屋金ちゃん"!」
「タイトルおかしくなるからやめろってェェェ!」
「なら"万屋炯ちゃん"はー?」
「炯ちゃんじゃ僕が入ってないから
"万屋滸ちゃん"ならいいよ」
「自分入ってないじゃんー!」
「まず"万屋○○ちゃん"の時点で却下だから!!」
「「えぇー?」」
(万屋金ちゃんだったらさ)(きんたm(アァァァァァァアアアァァア!)あははははははは!)