Long

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荷物を纏め終える頃にはもう夜になっていた



「ドラえ○ん見ながらするから遅くなっちゃったー」



だって録画機能壊れてるから生で見るしかないじゃないかー!


一人で弁解しながら荷物を背負って歩いているとエネゴリ君がいたから突進してみた




「エネゴリー!うほうほー!」

「おわっ、炯ちゃん!?
俺エネゴリ君じゃないよ近藤だよ」

「まぁまぁ、エコだからいいじゃないかー」

「狽ネにその基準ー!?」



あっはっはっーと笑って見せれば諦めたのか同じように笑ったエネゴリ君の後ろに沖田と土方が登場した



「てってれてー」

「なんの効果音ですかィ?」

「悪の組織が登場したときの効果音ー」

「俺らは警察だぞ
むしろお前が悪の組織だろォが」

「「黙れよマヨラーコノヤロー」」

「剣を抜けェェェェェ!」


「あ、忘れてやした
これ滸からの手紙でさァ」

「おお、ありがとー」

「近藤さん、そろそろ行くぜ」

「そうだな、じゃあね炯ちゃん」

「土方、沖田、エネゴリ君…


幸せに、なるでありんすー!



「あいつどうしたんだ?」

「「さぁ…?」」





今流行ってるよね、あの医者がタイムスリッパ…?タイムスリッピング?(スリップです)して手術するやつ
それの女の人が叫んでた台詞が言ってみたかったんだ




「高杉ー!」



とうとう高杉のいる船に乗った(勝手に侵入した)自分は高杉のいる部屋に勢いよく入ってやった



「ククッいきなり過ぎじゃねェか?」

「それが…かくかくしかじか
まるまるもりもり…って訳ー」

「そうか」



(白ハじた!?)

若干踊りながら説明をはしょって難無く船にいる許可をもらった自分は滸を取り返すための作戦を考えるためにその日は早く寝ることにした






(明日も晴れるかなー?♪)(ククッ、おめェが踊ったら幼稚園児みてぇだな)(狽、っさいなー!)
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