Long

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「まぁええか、どうせ花摘んで行かな、誰がばあちゃん役やってるか知らんけど怒鳴られるやろうし…」




そういって一本花を摘んだ瞬間、




「うおぉぉぉぉぉぉ!」

「這這狽ヲえええ!?」

「滸!一本一本健気に生きてるっつー教えを忘れたかァァァァァァ!?」

「髪の毛むしってんじゃねぇんだよ!」




星海坊主が現れましたが滸によって沈没しました。


と、そこで狼役の銀さん登場。




「おー、滸じゃねぇか
こんなとこでなにしてんだ、おめー
女の子がこんなとこで親父狩りとは感心しねぇなぁ」

「親父狩りとかしてねぇし!
むしろ髪の毛の怨みで襲われたの僕だし!」

「んだと、ゴルァァァァ!?
ハゲジジイのくせに滸襲ってんじゃねぇよ、ざけんなゴラ、羨ましいんじゃァァァァァ!!」

「ぐふぉぁ!?やめっ、ちょ、イタタッ!」

「「ざまあみろ、くそじじい(アル)」」

「神楽ァァァ!?」


「さぁて、もうおばあさん家行こ」

「おい、待てよ
狼が質問するから答えやがれ」

「上から目線の狼には答えません。」

「花なんか…しかも蕾なんか摘んでどうすんだよ」

「これから殺される狼の供養としてに決まってるやん」

「おい」




結局おばあさんの家の在りかも全て話し、あかずきんはその場を去りました。


そして狼はおばあさんの家に先回りしておばあさんを丸呑みしました。




『まだ丸呑みされてません』

「なんでェェェ!?なんでおばあさん役をペンギンのお化けにしたんだよォォォォォォ!?」

『最近登場してなかったので』

「そういう問題じゃねぇだろ!
丸呑みするより逆に包み込まれるわァァァァ!」




何はともあれ、おばあさん(エリザベス)の姿に変装した狼(銀さん)はそのままベッドに入り込んで滸を待つことにしました。




「コンコンコン、おばあさーん?」

『どうぞ』

「ちょっと、聞こえてんの?
返事しろや、くそババアァァ!」

『声出したらバレルだろうがァァァ!』




ドアの前で滸が声を掛けますが、看板(?)に一々書いても見えないので意味ないおばあさん(に変装した狼)。




「ええ加減にしろや、入んぞゴラァァァ!」

『だから早く入れっつのォォォォ!』

「…………………………。」

「(あ、やべっ)」




ドアが家のセットに食い込む勢いで開ければ少々キレて看板を投げつけてくるおばあさん(に変装(ry)を無言で見る滸。

目がぎらついてます、怖いです。











(おばあさん役って、エリザベス、?)(ちょっと工作してみましたー!)(炯の仕業か!)
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