Long

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ナ「そういえばあんた達ってどこの島の人なの?」



ナミの一言で僕達、日本の話をすることになった。



滸「四季全部を体感出来て
南には綺麗な珊瑚礁の海があるんだよ」

炯「食べ物が和食って言って他の国とは違うんだよ」
基「鎖国してたんだよー!」



………。


サ「基ちゃんの言ってることは置いといて、
和食ってどんなのなんだ?」

滸「お米が主食で味噌汁とか…」

炯「野菜でお浸し作ったりするよね」

基「やっぱ一番は焼きそばでしょ!」



「「「「焼きそば?」」」」

「「でた、焼きそば女!」」


ル「焼きそばってうまいのか?」

基「激ウマ!」

ナ「私も食べてみたいわ」



炯「作ればいいじゃん」



「「「「え?」」」」


滸「確かに。簡単だよ?」

ル「俺、滸が作ったのを食いてぇ」

滸「炯も手伝って」

炯「おけー」

ゾ「お前ら料理出来んのかよ」

基「自分以外出来るよ」



へー、そうなんだー、ふーん

軽くどうでも良さそうな空気を流されつつ滸と炯は台所に入って行った。







しばらくして台所からはソースのいい匂いがしてくる。
お子様組は涎を垂らして今か今かと待ち受けている。



滸「オニギリも作ったから食べてね」

炯「基の好きなオタフクソースで作ったけど口に合うかわかんないや」

サ「オタフクソース?」

基「ソースの名称!
会社によって味が変わるんだ

ドロソースはドロッとしてて少し酸っぱいんだけどオタフクは甘味と酸味が上手く絡みあってて…」



語りだした基の話をサンジ以外は聞く気もせずに焼きそばとオニギリにがっついている。

憐れ、サンジ。



ル「うめぇぇ!」

ゾ「確かにこれはうめぇな」

ナ「うん、美味しいわ」

ロ「お握りの具は何かしら?」

チ「鮭ってやつじゃねぇか?」



ワイワイ、ガヤガヤ


今日も麦藁海賊団は元気です。



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