Long

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ル「ゴムゴムの花火!」

ア「ぐあぁぁっ!?」

ル「滸に怪我をさせたこと、後悔しろ!


ゴムゴムの攻城咆!


ア「………………っ」

ル「ふぅ…」



声もなくアーロンは倒れて気を失いルフィは満足したように額の汗を拭いて滸に向かい合う



滸「お疲れ様、ルフィ!」

ル「そんなことより大丈夫か!?」

滸「こんなの舐めときゃ治るよ♪」

ル「舐めるか?

滸「博ゥ分で出来るから!」




アーロンを縄で縛り付け芋虫状態にしてからそれをズルズルと引きずりつつ下で待っているであろう炯達の元へ向かう



ル「ん?」




途中でルフィだけ立ち止まりそれに気付かないまま滸は皆のとこへ走っていく




滸「アーロンやっつけたよー!」

ナ「滸!それどころじゃないの!」

滸「え?」

炯「基が…基がっ…!」


チ「…ダメだ、心臓も止まってる」



『………。』



滸「どうして!?なにがあったの!?」




「くいなを助けてアーロンを倒せば作戦成功
くいなを助けれず他に犠牲者が出た場合
作戦は失敗、きっとアーロンも倒せない」




炯「アーロン、倒したのにね…」


「「嘘つきっ、基の馬鹿ぁーっ!」」


サ「俺のせいだ…」



クルー達が涙を浮かべて下を向いた時


サンジが一歩前に出て来て声を絞り出した




サ「俺がよそ見した時に基ちゃんが助けてくれたんだ」

ナ「なら私のせいでもあるわ!
私が変なことで腰を抜かさなきゃ…!」

サ「ナミさんは関係ないよ」



炯が泣きながら立ち上がりサンジに向かい合う



パンッ



サ「………。」

炯「基が好きじゃなかったの!?」

滸「…炯、落ち着いて
サンジだけのせいじゃないよ…


基の作戦にもう少し突っ込んでおけば良かったんだ…」




全員が後悔で言葉も出ずに立ち尽くしていると



ル「ん?お前らどうしたんだ?」

ナ「空気読みなさいよ!」

ル「狽ナぇ!?基が死んでる!?」

サ「すまねぇ、ルフィ…」

ル「なんで!?
こいつ向こうの影でピンピンしてたぞ!?」



……………。



は?



ロ「どういうことかしら、船長さん?」

ル「基なら向こうでこっち覗き見しながらビクビクしてたぞ?」

ウ「さ、探せーっ!」



まさかの基生きてるよ発言に戸惑いながらクルー達はアーロンパーク2の中を走り回る






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