Long

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ル「いやぁー!やっと海に出たー!」

滸「ずっと海だったよね?」

基「細かいことは気にすんな♪それ、
わかちこ、わかちこ〜♪

炯「基、うるさい」

基「あ〜い、とぅいまて〜ん♪」

ウ「なぁ、基のキャラ変わってねぇか?」

チ「いつも不安定だぞ?」





今日も今日とて船は行く。


黄泉の国から無事帰還した麦藁海賊団はボケしか出来ない3人を連れて海の上を進んでいく



滸「次に寄るのは何て言う島なの?」

ナ「ロジャーの話によればジャッジメントの島よ」

『ジャッジメント?』

炯「Judgment…
裁判の審判のことかな?」

ロ「本で読んだことあるわ


古代からある島で訪れた者達の罪を徹底的に調べあげ
有罪の者には猶予期間を与えて反省すればお咎めなし
反省しなかった者には死を与える


って書いてたはずよ」




要するに自分勝手な島と言うことだ




えー、そんな島嫌だー

クルー達が喚いたところで食材不足のこの船はジャッジメントに寄らなければ餓死してしまうので結局寄ることに






ル「あ、島だ」



珍しく元気のないルフィが島が見えてきたことを知らせると嫌々ながらに船は島に近付いていく





ゾ「今回は誰が降りるんだ?」

『………………。』

ゾ「お前は行かなきゃダメだろ」

サ「……………。」



誰もよっぽど降りたくないらしい

海賊であることからして世界では罪なのだから仕方がない
だが誰かが行かなければ進めない




滸「…じゃあ僕行くよ」

ル「函?」

滸「一番罪とかなさそうじゃない?」←

炯「じゃあうちも行くよ」

ゾ「大丈夫なのか?」

炯「へーきへーき、ね、基?」

基「2人が行って悪い虫が付かないように見張るぜぇ!」


「「でかした、基!」」



てことで3人で行くことになりました







サンジから食料のメモを貰って島に足を降ろし商店街らしきものの方へ向かって行くが他のとこと比べてもなんら変わりない




炯「心配して損したね」

滸「これならすぐ帰れそう!」


「もし、そこのお三方」


「「「……っち。」」」



一人だけ黒いローブで全身を隠している人に話し掛けられた




「貴方方はこの島の者ではないな?」

滸「だったらなんなんですか」

「海賊行為は罪である」

炯「別に海賊って言ってませんけど?」

「焼けた肌、悪魔の実の気配、海軍の者でも貿易の者でもない服装」

「「「…………。」」」

「そして貴方方はこの世界の者ではない」

「「「…………。」」」

「見慣れない顔立ち、名前」

基「もういいですか?」

「まだだ
貴方方の罪はこの世界にいること以前に


生きていること


滸「どういう意味!?」

炯「理由を聞いても?」

「自分で気付かなければ意味がない
猶予はログが貯まる3日間」

滸「どうしろって言うんですか!?」

「考え、答えを見つけ、反省しろ
では、また3日後……」


「「「消えた……」」」







えらいことになりましたね







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