Long

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ル「ところでなんでここに来たんだ?」

エ「ああ、ウォーカーっていう指名手配犯探してんだ」

滸「……そいつなら今頃気絶してるんじゃないかな…(ボソッ」

エ「ん?」

滸「なんでもない!」


ゾ「そのウォーカーって奴がどうかしたのかよ」

エ「変なうつつで船の奴たぶらかしたんだよ」

サ「それだけで探してんのか?」

エ「たぶらかした挙げ句結婚詐欺だ
船の金全部持ってかれてヤバい状態だ」

炯「なんだ、それならもっと早く言ってよ、はい」



ふっつーに鞄から重そうな袋を取り出した中にはかなりの大金が入っている



狽ネんで持ってんだよ!


炯「いや、あの島に行った時に話し掛けてきた奴が腰にぶら下げてたからつい……」



多分ウォーカーのことだろう
つかいつの間に取ってたの、作者もびっくりだよ



エ「おおお、盗られたのと同じ分入ってる!」

ナ「あんたなんで私に寄越さなかったの!?」

炯「あれで買いたい物あったんだよね」

エ「いいのか?貰っても」

炯「いいの、いいの

この間ゾロの腹巻で遊んでたらゴキブリ潰しちゃって…


その時のゴキブリエキスがぶっかかったのをクリーニングしたかっただけなの」

ゾ「秤スやってんだよお前は!」



腹巻をどう使えばゴキブリを潰すのか…



チ「船はどこにあるんだ?」

エ「燃やしちまったんだが…
予備の船がこの次の島にあるんだ」

滸「燃やした?
も〜お茶目さん♪

ル「やめろ、触るな



ツン、と人差し指でエースの肩を突く滸を自分の方に引き寄せエースから遠ざける





滸「でもウォーカーってどんな手口でたぶらかしたの?」

エ「あぁ、奴は元は探偵だったらしい」




洞察力、観察力の長けていたウォーカーは探偵職についていた

ある日海の向こうの国から事件を解決してほしいという手紙が届いてすぐさま海へ飛び出した

無事に着いて事件を解決し自分の故郷に帰ろうと航海していたときに海軍に見付かり海賊と勘違いされて牢屋に放り込まれた


やっとの思いで脱獄したものの故郷に帰れば犯罪者扱いされ他の島でも住む場所も働く場所も無く漂流していたころジャッジメントという島にたどり着いた

その島は昔から罪を裁き罪人を懺悔させ清らかな心へ戻すことを誇りにしていた由緒正しき島だった

探偵だったウォーカーは島の者の罪を見付け反省させるのを簡単にやってのけたために島の者に受け入れられ何人もの人を裁き続けたが裁かれる前に自殺したものも多くいたそうだ





ル「ふーん」

エ「俺の船の奴はその漂流してたときにたぶらかされたんだ
確か…
"君の瞳は実に美しい、探偵の私にはよくわかります。
貴方は純粋で騙されやすい、可愛らしい方だ"」


ゾ「這秘xすって言ってるようなもんだろ!」

サ「俺ならもっと上手く表現するがな」


滸「なん、だと…?」

炯「今の聞いた…?」

基「み、身震いする…」


「「言われてみた〜いVv」」

基「今度ナンパするとき使おっと」


「「「狽ネんでそうなるんだよ!」」」



まぁ、この子達ですから









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