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城の中に入ればまさかの滸と炯がドレスアップされていた。
滸「ルフィ!皆!」
炯「あ、もう帰るの?
結構ここいい思いさせてくれてたんだけど…」
ル「貧相な船で悪かったな」
炯「仕方がないから許そう」
滸「あははは」
ウ「なんか違うと思うぞ…?」
冷や汗かきつつウソップが見守る中、
家来がナミとロビンの方を向いてにこやかに手招きする
ナ「なにかしら?」
「貴方方もどうぞ、姫候補に!」
ロ「姫候補とはどういうことかしら」
ナ「大金持ちになれるの?」
「実はかくかくしかじか…
ダイハツm「それは自分のネタだ!」
………というわけでございまして」
エ「…なるほど
だから俺が前に来た時と反応が違ったのか」
「恐らく」
ふーむと考えるクルー達の中で一人だけイライラした顔の奴がいる
こいつ↓
基「(なんで自分は姫候補に入らないのさ!)」
かなり仏頂面をしているが誰の視界に入ることはない
ミクロだから
(辛うじてチョッパーが見上げた時にわかる)
滸「ていうかいい加減脱ぎたいんだけど…」
炯「これ結構重いよね」
「もうそろそろオーノック様達が来られると思いますので…」
ガチャッ
兄「じぃや、呼んだ?」
弟「俺ら今書類整理してんねやけど…」
『這這狽、っわ
超絶イケメンと超絶不細工!』
「「「…………。」」」
兄「あはは、確かに不細工だよね」
優男な喋り方のお兄さんと
弟「ていうか初対面やんな?」
関西弁の弟さん
滸「(お兄さん超絶不細工!
…けど優しそう)」
炯「(お兄さ…ぷ、くくっ)」
基「(不細工でもイケメンでもどうでもいいし!)」
滸と基はまだギリギリいいとして炯はもはや失礼過ぎる
兄「こんなにお嬢さん方を集めてどうしたの、じぃや」
「海を渡っていた者達でございます
中々の上玉だとは思いませんか?
姫候補として城にお呼びしました」
弟「せやかてこの子ら…
好きな人とか彼氏さんおるんとちゃう?」
滸「す、好きな人…っ//」
炯「ゾロとラブラブランd「あ、蝦が!」
………。」
基「………。」←蚊帳の外
ルフィをチラリと見ればルフィも滸を見ていて顔を真っ赤にしてそっぽを向き、ちょっと調子に乗った炯はゾロによって黙らされた
基は話を聞かずに窓の外を見ている。