Long

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再び2人の少女が睨み合っている


「「……………。」」


……いや、目を光らせている。



がららっ


「邪魔するぞ。滸、炯」


「「……………。」」



あれ、今日は反応無し?




「お前達にこれを買ってきてやったぞ」



ちなみにこれ桂ね。

桂が懐から取り出したのはピアスと眼帯
だが渡したのは滸に眼帯、炯にピアス




「ヅラァァァァ!
僕は眼帯なんかしねえんだよォォォ!」

「ヅラァァァァ!
自分は耳に穴空けてねぇんだよォォォ!」


「「間違えんなごるぁぁぁ!」」

「すまない」

「「すまんですんだら警察いらねぇんだよ!」」




桂は何度か頭を下げてやっと許しを得たときに一言呟いた



「今日はツッコミの日か」



もっとバランス取ったらいいのにね









銀さんのとこと違ってここにはほぼ毎日のように桂や坂本(地球に帰って来たらなぜか必ず寄る)、万斉や高杉まで訪れる、ていうか遊びにくる


別に一緒に育ったという訳ではない
その証拠に、




「今日も遊びに来たの?」

「今日は幼少の頃の話をしてやろうと思ってな」

「誰もヅラの子供の頃なんか知りたくねぇー」

「ヅラじゃない桂だ」

「「カツラだろ」」




こうして小さい頃の話をよくされる







がららっ


「おい滸、なんか甘いものねぇ?銀さん糖分とお前の愛情不足で野垂れ死にそうなんですけどー」

「甘いものなら冷蔵庫と押し入れに沢山あるよ
んで僕の愛情っていつも上げてないよね、足りないも何もないだろ」

「あれ?これ俺んとこから無くなったお菓子じゃね?あれ?」

「話聞いてんのかごら、この天パが」

「天パ馬鹿にすんなやァァァ!
日本中の、いや世界中の天パに謝れやァァァァ!」

「うっせんだよ坂田ァァァ!
近所迷惑だからちったぁトーン落とせやァァ!」




銀さん寄りで進めていくはずなんだけどな…(遠い目)



「あれー、そういや今日エリザベスいないのかー?」

「ああ、エリザベスなら今海賊ごっこしとるぞ」

「海賊ごっこ…
パイレー○の撮影現場に行ってるっていうのかー!?
ざけんじゃねえぞ、アヒル口ー」

「お前はもうちょっとやる気出して突っ込もうな」

「うっさいぞー、天パの坂田さんー?」




フッと鼻で笑って銀さんを睨みつけた







(こいつら突っ込みになったら性格変わるよな)(ドSにな)(((なんか言った?))((イエ、ナニモ。))
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