更に駄文な書庫

□銀月遊戯
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まるで
オレンジのような太陽

まるで
小麦粉のような砂の丘

炎の神の、火の息の中

陶器の肌した姫人形

あつい、あついと歩きます
右手に輝く月の結晶

高く高く振り上げながら


詩人は歌う、銀月の詩。

砂漠の町ゆく姫君の詩。
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