保育の辞書

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【手足口病 (てあしくちびょう)】
手足や口の中などに小さな水ぶくれができます

●原因と症状
夏かぜの一種で、コクサッキーウイルスやエンテロウイルスの感染によって起こる。
手のひらや足の裏、口の中、ひざの裏、おしりなどに米粒の様に小さな水ぶくれができます。
熱は出ないことが多いのですが、高熱を出すこともあります。

●治療&ホームケア
口の中の水ぶくれが破れると痛むため、食欲が落ちます。
家庭では水分補給を心がけ、食事は刺激が少ないものを与えましょう。
発疹は1週間ほどできれいに消えますが、発病後2〜3週間は便にウイルスが含まれています。本人と家族はていねいな手洗いを心がけましょう。
病院での治療は、対症療法。特に薬を飲んだりしなくても、自然に治ります。ただし、ごくまれに髄膜炎を起こす場合もあるので、吐く、ぐったりするなどの症状が見られる場合はすぐに病院に行きましょう。



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