小説

□秘密 2
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「ん…んん!!」

唇を塞がれたまま私の顔に手をやる。
そして頬を少し強くつかみ、私の口は少し開く。

そこを見計らってか舌が入ってきた。


「んんっ!!」
抵抗するが強い力で腕をつかまれ、身動きがとれなくなった。

「んんっ!!」
足がガクガク震え、力が入らなくなってきた。


なんだ?この感じ…
頭がぼーっとする…


ドサッ
私はついに立っていられなくなり倒れた。
「どうした?」
立ったまま上から声をかけられた。

「ど、どうしたって!!」
上を向くと、何も感じない、冷たい、ガラス玉のような瞳があった。


ゾクッと鳥肌がたつ。


「早く立て」

命令的な口調。

「起きれないのか?」

グイッ。
私の腕を持ち、私はベッドに投げ出された。

「キャッ!」

ベッドに沈んだ。

「ゃあっ!!」
男は私の服をまくりあげ、後ろのホックを外し、すでに胸の頂きを口に含んでいた。


「ぁっ!やめっ…て!ぁあっ!!」

ピチャと音を立て、頂きを舌で転がし、もうひとつの頂きを指の腹でクリクリと押さえた。

「んはぁ…ぁっ!」

体が熱くなるのを感じる。
「やめて!」

何これ…
イヤなのに体が熱くなり下がうずく。


怖い…


「ぁあん!」


発したことない声が出て、ハァハァと息もあがる。


「やぁ!」

手は頂きをクリクリと押さえ、手全体は胸を回す。
唇は頂きから胸の輪郭をなぞりながらへそへとおりていく。


「ぁあん!ダメっ!!」

「ダメ、ねぇ…」
手を胸から離した。
「なら…」

「ぁあっ!」
ビクンと体が反応した。

グイグイ

と、指が敏感な下の割れ目に入る。

「イヤがるわりに感じてるじゃないか」

キラッとあの碧の目が光って見えた。


「んっっ!」

「ねぇ…感じてるだろ」

そしてトロッと濡れた指を私の口に入れた。

「んんっ…」
「わかった?」

「ん…!」
奧まで入ってくる指が苦しい。


ピチャ
やっと口から出された。

「お前、さっきから何?」
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