・←ココ

□どうしようも
1ページ/1ページ


「ふぁ‥んッ、もっ…やぁ…」

四つ這いになった太子の後ろに潤滑油でぬめった指を飲み込ませ

片方の手でゆるく扱き親指の先で先端を
くりゅくりゅと撫で回す

ぬるり、と指が滑る度
背筋に電気が走る

「妹‥はぁ……かせて」

「いやです」
根元を縛った紐をつい、と引っ張る

「ああん…やん…ッ」

「昨日は竹中さんの家に泊りしましたよね?何かされましたか?此処とか」

後ろに入った二本の指を
ぐ、と広げ息を吹き掛ける

「うう…やぁ‥ッはぁ…」
そのまま舌を差し込み
りゅるりゅると舌を動かす

「ふ‥ぅッ…いもこ、だけ、はぁ…」

「本当ですね?」

太子は喘ぎながら目を固く閉じ首を上下にする

それに満足した妹子は綺麗に微笑む

太子を仰向けにして接吻けると
太子の膝の裏に腕を回し
自分の腰をスライドさせながらゆっくり押し入れる

「あッ…はぁ…ッ妹子ぉ」

「太子、嫉妬焼いてごめ、んな…さい」

太子の戒めを解けば
答える代わりに唇を合わせて来る

卑猥な音がちゅくちゅくと早くなる

二人の息が荒くなる


「ぅ…あ、イ、あ‥はぁぁあんッ」
「くぅっ、はッ‥太子ッ」

太子が放ったすぐ後に妹子も吐き出す



「うッ…はあ…はぁ…バカ妹子め…」

「…」

「このプリティー摂政が浮「ごめんなさい」

唇を塞いで汗っぽい太子を掻き抱いた


本当は太子が浮気なんか出来ないって頭では解っているんです

でも、この気持ちだけは

どうしようもないんです





おしまい

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ