爽咲Histry&Dream

□腐要素万歳
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注意
今回、タイトル通り腐的要素がもりもり詰まっております。苦手な方は回れ右でお願い致します。どんと来いやぁ!という方はそのままスクロール↓

















今日も今日とて爽咲学園の生徒会室でのんびりだらだらと過ごしていた生徒会役員達。その穏やかな時間は、生徒会書記である藤堂光の一言によって一変する。




「あ〜……」


「どうしたの光?浮かない顔して」


「腰が痛ぇ」


「……え」


「つか股関節が痛ぇ。ったく、仁のせいだぞ!」


「あぁ?」


皆「えええええ」




思春期の高校男子達の頭に、股関節が痛いで思い浮かぶことはひとつであった(笑)
そんなことはお構いなしに会話を続ける光と仁。








「昨夜あんなにバカみてぇに動かすし揺らすし。こっちの身にもなれってんだ!」


「え、あの、ひかちゃん?ま、まさか…」


「はぁ?何言ってんだ、あんなもん序の口だろーが」


「信じらんねぇ!仁は飛ばしゃいいけどケツの俺はめっちゃ痛ぇんだからな!食い込むんだからな!」


「だから最初はローペースにしてただろーが!」


「でも最終的にガンガン突っ込んでたじゃねーかよ!」


「…そうだったっけかぁ?」


「すっとぼける気かてめぇ……大体お前激しいんだよ、しつけぇし」


「あぁやべぇまじで思い出せねぇー」


「棒読み!仁はホント夜になると人格変わるよな」


「バカ野郎、興奮しねぇ奴のがどうかしてやがるぜ」


「…まぁそれもそうだ」






バターン!


「僕の可愛い光が不良に汚されてしまったーーーーー!!!!」


「2人が間違った方向に歩んじゃってるーーー!!!!」


バタバタバタ…



「………は?」


「何ほざいてんだあいつら」




「R(リアル)BLトークが生で聴けるとは………」


「光氏、くれぐれも体調に気をつけてね。軟膏とか持っといた方がいい」


「愛の形は人それぞれだもんね〜」


「何言ってんだみんな?」


「お前等が主語抜かしまくって話してるから誤解してんだよ」


「「誤解?」」



光、仁が同時に呟いた。どうやら明人は最初から2人の昨夜の予定を知っていたようである。





「……あ、そゆことか」


「てててテメェ等なんつー勘違いしてやがるっ!ふざけんな!/////」


「え、あんな大胆に暴露してたのにここで照れるのか?」


「違ぇってんだよ!」


「違うんだ!」


「大体なんで俺が受けなんだよ…」


「光、それは会話の脈絡的にしょうがねぇ」


「まぁ小生に言わせてもらえば仁×光はリバもありですぞぉ?」


「確かにな…普段は可愛い系男子のギャップ攻め、硬派のツンデレ受は昨今の同人誌では割と王道だからな」



うんうんと頷き合いながら腐男子トークをしだした実と美夜。実に至っては興奮からか口調が変わっている(笑)。



「だぁうっせーぞ外野!美夜さんはともかくヲタクは死にてぇようだなぁ!」


「だよな!時代はギャップ攻め!ま、誘い受もイケるけどな?」


「お前どっちの味方だゴラぁ!」


「確かに光は受なら誘い受だろうな」


「あ、こんな感じか?」


皆が「?」を浮かべた瞬間、









「明人、来いよ…俺が欲しいんだろ?」


突如光は明人の手を取り上目遣いですり寄った!仁は何かもうそーゆーの受け付けないようで鳥肌を立て後ずさった。対する明人は…









「まったく困った奴だな…俺様が直々に調教し直してやるよ」


と、光の頬に手を滑らせた!



ズサーーー(←仁がコケた音)




悪ノリしたためにBLフィールドが展開された(背景に薔薇)。



「ドS攻め×誘い受……だと!」


「これはやや邪道だが需要が高いんだよな!俺は良いと思うぞ!」



腐男子眼鏡2人組の興奮は冷めない。
ついでにシャッター音も止まない。



「王道でいうとヘタレ攻め×誘い受とか、ドS攻め×天然受とかか?」


「光もBLわかってきたな」


「良きことよ、これで日本はまた寛大な心に救われる」


「実のキャラ崩壊が半端ないが大丈夫か?笑」


「おもしろいからオッケー☆」


「とりあえずお前等全員歯ぁ食いしばれ!!」









要素万歳
道を外れて何処へ逝く?笑




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