小説
□プロローグ
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〜20年前〜
？１「くっ、キリがねえ。」
ある場所に一人の男がいた。
男の周りには悪魔や鬼と呼ばれる異界の者共がいた。
？１「雑魚のくせに・・・俺の邪魔しやがって。」
どうやら男は、さっきから同じ状況が続いているらしい。
？１「まとめてぶっ飛ば《ﾄﾞｫｫｫｫﾝ!》うぉっ！！」
男のいた場所に雷を纏った竜巻が襲いかかった。
竜巻の発生した場所には杖をもった赤髪の男がいた。
？２「あっ・・・やべっ・・・」
？１「っ・・・、ナギ！！！俺まで殺る気か！！！」
ナギ「わりぃわりぃ、手元がくるっちまった。」
ナギと呼ばれた赤髪の男は悪びれた様子もなく言った。
？１「お前、これで何回目だよ！いい加減にっ・・・！」
突然、２人の足元に魔方陣が現れた。
ナギ「これは！」
？１「くっ・・・ナギ！！」
男はナギを魔方陣の外に押し出した。
ナギ「うぉっ、賢一！！」
ナギが振り返って見ると、そこには・・・
荒れた土地が広がっているだけだった。
(続く)