小説U

□うそだ!
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いつもの昼休み。
いつものように俺が朝早く作った弁当わいつものように中庭で食べていた。

ただ、今日はひまわりちゃんが休みで2人で食べているという事実がいつもと違う訳で・・・・

おれが1人喋っている中鉄面皮は黙々と重箱の中身をたいらげていく。

「黙って食え。うるさい。」

「なんだとーっ!せっかくこの四月一日様が朝早く起きて作ってやったのに
お前は美味いの一言も言えねぇーのかぁっ!!」

「うるさい。」

「きぃぃぃっ〜!」
(ホントにムカつくっ!!何で俺、こんな奴と弁当食わなきゃいけねぇんだよ!!)

俺は1人イライラさせられて息もつけないほど騒いだのにそれでも
黙々と弁当を食い続ける男を見て、俺はため息をついて隣で黙って
残りのおかずを口にする。

(あ〜あ・・・せっかくの楽しいランチタイムが・・・)

初めて会ったときに大喧嘩しちまったんだよな。
何かしら侑子さんに対価としていろんな要求されたりして、その時にこの鉄面皮も一緒で・・・
それまでは俺は隔たりなく人に接してこれて必要以上に人と関わらなかった。
なのに、こいつの行動に言葉に振り回される。
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