長編小説…1


□Riverside,countre〜水郷の国〜
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〜平和の郷〜

ここは、水の郷 リバーフィーリング国の町に村そして お城にある一画の池や緑と色とりどりな花に溢れた庭、此処には平和そのものの時が流れて居た.

其所には二人の少女が庭に咲いた、楽しそうに笑い合いながら 白い小さな花を摘んでいた、
そこに一人の女性が現れた,
『ステーシア様 王妃様がお呼びですよ、 ナディア様、お勉強のお時間ですわ、 そのお花は?』

『あ!エレナさん,お父様の書斎に飾る為に 姉様と摘んでいました』 と嬉しそうに話したのは第2王女ナディアだった、
クスクスと笑いながらエレナと呼ばれた女官が言った『それでは、昨日の黄色の薔薇を飾って行かれたのは、姫様達だったのですね』
『お父様、最近お仕事が忙しいらしくずっとお城の中で過ごしていらっしゃるから、二人で考えて 』と第1王女のステーシアが応える,

『それでは、ステーシア様、王妃様に呼ばれていらっしゃるので、侍女のアリスがそちらで 待って居ますから、王妃様の所へ行かれて下さい、
そちらの花は私が責任を持って、ナディア様と持って行きますわ。』とにっこりしながら言った、

それから、ステーシアは 侍女のアリスと王妃であり 母親の部屋に向かい,
ナディアは 王であり父親の書斎に向かった、白い小さな鈴蘭のはなを持ちながら
『お父様今日も喜んで下さるかしら?』と言った,





そして、リバーフィーリング国の城下町リバーサイド言う名の町だ、 そこに皇太子と第3近衛隊長のルーイが お忍びで来ていた、『何か今日は一段とにぎやかだな』と皇太子アルフレッドが言った

『レイ、何かあるようですよ』とルーイは何時も道理にお忍び時の呼び名 のセカンドネームで皇太子を呼んだ,


少し行くと,大道芸人が幾つかの 芸を披露していた、大人も子供も喜んで観ていた
それを見た、アルフレッドが言った,
『ナディーのやつが見たら大喜びだな』と笑いながら言った,

『ステーシア様は?』 とルーイが聞くと アルフレッドは こう答えた、

『ステイ? あの妹はどちらかと言えば こういう事では喜びはしないよ、』と 良く解らない言葉が帰って来た、
そして又歩きながら 話しをし出した、
『あの妹が 目を輝かせて喜んで見るのは,まぁ…隠れて観て居るが正しいかな、』

『それは、なんでしょうか?』
『スタンリー・コンフォード卿を知っているかい?!』

『えぇ、確か昨年お父上のジョージ・コンフォード卿が急死されて まだ19歳と言う若さで卿に成られた方ですよね』

『アハハ』
『何を急に、笑うのですか?!』

『すまぬ、ルーイ お前こそ、20歳で隊長ではないか!なのに、ククッ』と又笑い出す 主人を見て少し呆れるルーイ、

そして…この時が続く様にと 城の窓から国を見る国王がいた,





* continue*
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