ONE PIECE/お題・小説

□ファイトラブ
2ページ/13ページ



【02:つねる】



叩かれた頭の位置を無言で軽く元へと戻すと、絡み合ったまんまのゾロの右足へ両足を器用に巻き付けると、ボトムの上から脛の横の皮膚の柔らかそうな部分へとつま先を滑らせて、思いっきりつねってやった。

「ああ、気に入らねぇ」

ゾロの言葉を返すように静かな声でそれだけ返して、ついでとばかりに胸倉を掴んで思いっきり引っ張ってやった。普段だったら服が伸びるって怒るかもしんねぇけど、知るか。俺だってそーとー気に入らねぇんだ。
ゾロの返事なんか待ってやんねぇ。目線が合う前に噛み付くように口付けて、強引に舌を捻じ込めば俺の勝ち。ゾロが俺のキスに弱ぇのは知ってる。舌に巻き付けるみたいに絡ませて側面から裏側へゆっくりと舐め上げて、チンコしゃぶるみたいに唾液ごとじゅって吸い上げると鼻に掛かったみてぇな声出すんだ。

その声を聞くと-----俺も堪んなくなる。

あー、クソ!エロい声出しやがって!
あー、分かってねぇ。
ゾロだって俺の事何にも分かってねェよ、バカ。


間近で唇に掛かるゾロの吐息に喉が鳴りそうになって、一瞬顔を伏せる。危ねぇ危ねぇ。それから八つ当たりみたいに掴んだ胸倉を突き上げれば、形勢逆転。勢い付けて起き上がってそのままゾロの腹に馬乗りになってジリジリと後退すれば、ボトムのベルトを掴んでちょっと乱暴に引き摺り下ろしてやる。

何か喚いてるけど、知らねぇ。
今日の俺はちょっとやそっとじゃ止めれねぇぞ、ゾロ。

「-----さっすが魔獣だなぁ、もう勃ってんじゃんか」

ボトム下げた時痛かったなぁ、とからかい半分にそう言いながら、がっちり根元を握って乱暴に擦ってやる。
がまん汁を零しながら完全に勃起していくゾロのチンポに身を屈めて足元に蹲ると、四の五の言わす前に一気に根元までしゃぶって、頬の内側がヘコむくらいキツく圧かけて勢い良く抜き挿しすれば、舌に馴染んだ味が広がってくる。

やべぇ、しゃぶってるだけでチンコ痛ェ

「-----はぁっ……ゾロ…」

目の前の綺麗に割れた腹筋がビクビク震える度に、口中に唾液が溢れてくんのが分かる。
駄目だ…もう我慢出来ねェ…
ボトムのジッパー下ろしてぇのに、指が縺れて上手くいかねぇ
片手で何とか下ろすと、俺のもやべぇくらいガチガチだ
先っぽ握るだけでイっちまいそう
バレるかな、バレてっかな?
そんな事、本とはどうでもイイけど
ゾロのチンコしゃぶりながら自分の扱いてると、すぐイっちまいそうなくらいやべぇ。
鼻に掛かる声が漏れそうになんのを必死で堪えて、空いた片手でゾロのタマを押し上げるようにして、グニグニ回しながらラストスパートをかけてやる。

バカゾロ、手加減なんかしてやんねぇからな
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ