ONE PIECE/左

□Sweet×2 Day ―アナタは俺の純然たる起爆剤―
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「あ………ぁ……はぁっ!………ゾ、ロ………」

腰を落として膝をつき、ゾロはルフィの後腔に舌を這わせる。音を立てて舐め上げる度、押し広げたルフィの双丘が微かに震える。
孤を描きながら、執拗に舌を這わせた。己の口中に沸く唾液を、丹念に塗りつける。

「ん…あ……ゾロ……」

尖らせた舌を、突き入れてやる。押し付けられていたルフィの両手ががりりと石壁を掻いた。
石壁に沁みを作った血の痕跡は、瞬間ゾロの理性を呼び覚ます。
 
───これ以上は、マジでヤベェ………。

そうは思うも、背後からのゾロの執拗な愛撫に身を奮わせるルフィは、余りに淫猥だ。
ズリ下げたままのボトムが足枷の役目を果たし、ルフィはゾロの思うまま快楽に酔っている。
ゾロの手が触れる度に粟立つ双丘も、ゾロの舌先にすぼまる後腔も、抑えることなく上げ続けられる嬌声も、何もかもが己を煽ってならない。
張り詰める自身を意識しながら、ゾロはもう少しだけ、と思う。
充分に濡らした後腔に、丹念に舐め上げた己の指を、突き入れた。

「ぅわっ!………ぁ、ぁ、ぁ………」

敏感な箇所を引掻いてやると、反り返ったルフィの先端から雫が溢れ出した。片方の手でそれを受けつつ先端を撫で回し、一層雫を溢れさせる。
その度にルフィは嬌声を上げ、ルフィの内部を掻きまわす指が圧迫された。

「ンな……声出すな……。通りにゃ、人がいる」

「んっ………お前………俺の声、聞くの……好きなんじゃ…ねぇの、か………?」

「そりゃ…好きだがよ……」

背骨を辿りつつ舌を這わせながら、羞恥を煽るようにゾロは言う。だが、そんなゾロの言葉にも一向に怯むことなく、ルフィはただ快感を追っていた。

「構わねぇ………」

ルフィはゆっくりと振り返り、うなじに歯を立てたゾロを見ながら先刻と同じ台詞を吐く。
ゾロの与える快楽に酔った瞳の中に、時折真摯な色が見えた。

「誰に見られたって………構わねぇんだ……ウッ!くぅっ………構わねぇ、んだ……ゾロ………」

「お前………」

ゾロに煽られながら、尚も『構わねぇ』と呟くルフィの姿が、たまらなかった。
 
違う、と思うのだ。
漠然と、違うと思う。
 
ルフィを抱く時、終局が来なければいいと、いつも思っていた。
だがしかし、ゾロは今この状況が早く終わる事を、切に願っている己に愕然とする。

濡れた唇を覆い、揺らぐ舌をすぐさま絡めとる。
ぎゅっと目を瞑り、ゾロの舌に応えるルフィを見やりながら、ゾロは一気に後ろから腰を進めた。

途端、握り締めたルフィの先端から生暖かい精液が迸り、石壁を濡らした。
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