host

□key
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失う事が怖いから。


逃げる事を選びたい。


それが、ダメな事ぐらい俺にもわかってるさ。


「ジンさん?」


首を傾げ俺を見つめるお前を。


手に入れたい。


抱きしめて、口付けて。


愛してる


って、伝えたい。

「今日は何時も以上に可愛いから見とれてた!はっはっはっ」


くしゃり、彼女の髪を撫でる。

「あーっ!せっかくセットしたのにっ」

「お、すまん…」


「もうっ…ジンさんだから別に良いです…」


どうか、このままで…





心の鍵が外れるまであと僅か…

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