さくらくらくら

□告白までの段階
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ふと 校庭を見ると体育の授業

校庭を走る草食動物達にまざって君がいる

友達と思われる人と走って 前を見ないと ほらこけた




ふと 隣の席を見ると黒板と睨みあっている君がいる

黒板にあるのは数学の説明

こんな問題が難しいなんて




見回りの時間 校舎を見て回る

保健室のドアが少し開いていて 中に居たのは君

保険医が居なくて困ってるみたいだね




数学の問題

問題の答えを聞かれ困っている君

この中では一番難しいですからね




僕が声をかけると肩を震わす君

 脚 捻挫? と質問すると顔を赤くさせていた

可愛いと思ったのは秘密の話




僕が小声で声をかけると少しだけ視線を逸らす君

 解けないんですか? と聞くと顔を赤くさせていました

可愛いと思ったのは秘密です




君を無理やり座らせて処置をする

君は驚きながらも大人しくしていた

 終わった と声をかけると君は嬉しそうに笑っていた




ノートの端に答えを書いてこっそり見せる

君は驚きながらも大人しく答えた

答えが合っていることが分かると君は嬉しそうに笑っていました




 じゃあね そう言って傍を離れようとした僕の袖を引っ張り俯いている君

顔を上げた君は綺麗に笑って ありがとう と言った

やめてよ そんな顔




数学が終わった放課後

帰る準備をする僕の机の前にしゃがむ君

僕を見上げた君は綺麗に笑って ありがとう と言った

やめてください そんな顔












告白までの段階






ありがとうございます。ヒバリさん。   別に・・・・。あのさ・・・

ありがとうね。 六道君。   いえ、よかったですね。・・・・・あの・・・



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