駄文

□支離滅裂。
2ページ/5ページ

 その目線の向く先が気になってどうしようもなかった。

 俺の事だけ見ていて欲しかった。

 やりきれない感情が溢れ出す。

 もう、止める事は出来ない。

 如何すれば良い?



 愛しているからこそ、壊したいんだよ。

 無茶苦茶に抱き締めて離すものか。その香りも何もかも逃すものか。耳元で甘く囁いて、そして殺してやりたかった。

 他の野郎に気を掛けるお前を見ているのは、きっと死ぬより辛かった。

 愛して、いるのに。

 何故。



 何故お前は、俺を求めないのだろうか。



 求めているのは俺だけなのか。

 お前を狂おしいほど欲しているのは俺だけなのか。

 お前は俺が欲しくないのか。

 いらないのか。



 居なくても、良いのか。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ