Short2

□Short系まとめ
2ページ/58ページ



『美意識の違い』



お前はさすがに失礼だと思ったぜ、船長さんよぉ。まさかおれの眉毛をまじまじ見てようやく「サンジ!」なんて叫ぶとは思わなかったな。いや、褒めてねぇよ?


左目をさらけ出したのには立派な理由ってもんがあんだ。例えばだな…って、てめぇ!何ひそひそ行き過ぎたダーツなんぞ呟いてやがる!お前はもうマリモが爆発してもう立派な茂みちゃんじゃねぇか!おほほい、おほほい、まだ言うか…シラけた!こっちの話の続きはまた今度だ!


なんだよ、ウソップ。ヒゲも変わったって?仕方ねぇだろ、オカマ共がスイーツドレス着せにかかってくんだから、剃る暇もなかったんだ!顎がふにゃふにゃとか言うんじゃねぇや。おれはこいつを男のロマンだと思うわけだ。ワイルドなプリンスってもんもたまにはいいんじゃねぇか?新しいだろ?…て、てか、髭触んなよ、くくっ、くすぐってぇ!じ、自分のでも触ってろ!なんだよ、おれはお前が触ったから触り返しただけだ。まぁ、てめぇのワイルドさだけは認めてやってもいい……って、イヤ、鼻じゃねぇよ!?


全くこいつらは…って、ナミさん、ロビンちゅわん!!相変わらず何年経っても美しいィ…!!いや、オカマばっか見てたら…って、やだなぁ、おれはオカマになってないですよう。


…髪伸びたよ、そりゃ。髭と同様にすらっとな。でもまぁ、お前がそんな坊主になっちまうとは予想外だよ、フランキー。あ、はいはい、変態スーパー。


お前は匂いを忘れちまうとか失礼過ぎんぜ、チョッパー。どうやったら偽物と本物がわからなくなったってんだ、がっかりしたぜ。本物に…い、いや、悪ィ、言い過ぎた。わ、悪かった。後で、詫びにわたあめな。だ、だから泣くなって。


ホネはパンクになっちまいやがってよ、クラシックの心を忘れてんじゃねぇよ、なぁにがライブだ。あぁ!?おれの顔がもうクラシック向きじゃねぇなんてどういう意味だ!


……てか、ナミすわん、ロビンちゅわん、その他共。
おれのイメチェン、変なのか?


「眉毛が変わってないからいーぞ」


「変ダーツ」


「変…ね」


「だ、だいじょうぶだぞ、サ、サンジ」


「いくらサンジが髭だらけでも、おで…一味の匂いもわからなくなっちゃっだなんで…だめだ…」


「人の美意識はそれぞれよ」


「スーパーだろ」


「ヨホホホ!スーパーだぜェ!」


あぁぁぁぁ、畜生。ショックだ、おれ、メシ作ったら寝込んで来る。


<END>


―――
メシは作るんですね、わかります。
コーティング船ん中で楽しくいじられましょう。

Aさん、こんなんでごめんよorz
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ