Short2

□Celebrate my birthday with you….
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私、もちろん久しぶりなんです。
私自身の誕生日の宴って。


前の船にももちろんありましたよ。みなさん、お祝いやドンチャン騒ぎが大好きでしたから。そうですか、ここの皆さんもお好きですか。いやー、海賊の性というやつなんでしょう、ヨホホ。


あ、もちろんその頃は骨ではなかったですよ、サンジさん。グラサンかけてアフロな感じでした、ヨホホホホ!若気の到りというやつですか。


どんなことをしたかって言われますとですね、音楽をぶんちゃかぶんちゃかと掻き鳴らして、コックさんの作る頬っぺたがおちるほどの美味しい料理を食べました。あ、その頃はもちろん落ちる頬っぺたありました、ヨホホホ!今は骨ですけどー!!リバーススカルジョークって奴です!ヨホホホホ!あ、痛いです、サンジさん。手厳しいィ!


そして、夜中直前になると花火をあげてもらってですね、沢山のプレゼントが空から降ってくるんです。それは全て私のものに違いないのですが、一度いたずらで頭にタンバリンを落とされて、いい音を奏でてしまったものです!私目玉が飛び出すかと思いましたよ!その頃はやはり飛び出す目玉は…あ、おかわりありがとうございます。ゲェップ。あ、やっぱり痛いです!サンジさん!手厳しいィ!


最後に、いい誕生日だった、と笑顔を浮かべるラブーンと共に話しながら、ビンクスの酒を演奏するんです。そうしたら先程寝静まった筈の船長達がむくりと起き上がってですね、


「ブルック!水臭ェじゃねぇか!!おれ達無しであの曲を演奏するなんてよぉ!」


「よっし!大演奏会だぁ!!」


などと言いながら派手にもう一演奏するんです。歌いながら。私の誕生日、もう0時を回ってとっくに終わっていても、そんなの無視だってぶんちゃかぶんちゃか鳴らすんです。


気がついたら演奏を引きながら皆さん眠ってるんですよ。私も立ったまま寝ていてラブーンに突かれよく海に落ちたものです。


それが、私の誕生日の宴のイメージです。



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