Short
□Sleep in the captain
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ある晴れてぽかぽかと暖かい春の日…。
「ひーまーだーぁ!!!」
ルフィはそう叫びながら、甲板を右往左往していた。
現在午前9時。いつもなら、ルフィはウソップやチョッパーと遊んでいる時間である。
しかし、今日は、
「あっ、俺、医学の勉強の続きしないと」
「じゃあ俺も開発の続きするかな」
と二人に言われ、すっかり暇になってしまったのである。
一人だと釣りをする気にもなれないルフィは甲板をぶらぶらと歩き回るはめになったのだ。
「ちぇー、何しようかなー。なんかおもしれぇことねぇかなー」
ルフィが独り言を言いながら暖まった芝生の上に寝転がった。
「あったけぇなぁ……気持ちいいし…ねようかな…」
ルフィは静かに目を閉じそのまま眠りについた。
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