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□Fishing in the morning
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「サンジ!!」


朝3時。皆がすっかり寝静まってて、俺があくびをしながら見張りをしていた所にルフィとチョッパーが目を擦りながら見張り台にあがってきた。


また腹でも減ったのか?と訝しがっていると、またルフィが俺に呼び掛ける。


「サンジって!」


「何だよ、うるせぇな。朝メシまで後3時間だろ。我慢しろ」


俺が朝方に大声で呼びかけるルフィに静かに言ったが、ルフィは「そうじゃねぇ」と首を振った。
メシじゃねぇとしたらなんなんだ…?
首を傾げる俺に向かってルフィとチョッパーは同時に宣言した。



「サンジ!!今寿司食いてぇ!!」


「メシの話じゃねぇか!!」


俺は即座に二人の頭に踵を落とした。ったく、真面目になった俺が馬鹿だったよ。


するとルフィとチョッパーはたんこぶをおさえながら、


「話聞いてくれよー!!サンジィ!」


と二人で俺にのさばって大声で懇願してきやがった。これ以上騒いだらナミさん達が起きちまう。俺はため息一つついたあとで奴らの寿司が食べたい理由とやらを聞いてやることになった。


勿論、奴らが静かに話すという条件つきでな。


ルフィ達は条件を受け入れて、静かに話し始めた。




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