Short3
□たまには正月休み。
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なんだかよくわからねぇけど、正月が終わりかけの夜にナミさんとロビンちゃんからお願いされた。
――ねぇ、サンジ君。お雑煮とぜんざい作ってくれない?雑煮は汁だけね。
――あと、お餅のピザとグラタンを作って、焼かずに冷蔵庫に入れておいてほしいの。
――あとは、塩をふった鮭の切り身を用意しておいてね。
――それとドーナツとクレープの生地も。
麗しいレディ達のお願いを断る理由なんてねぇから、その通り用意をしておいて、熱いこてを毛布で包んだものをこたつがわりにしながら、布団に潜り込んで眠っちまった。
その日がいつもと違った日になるなんて、思いもしないまま。
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