Short3

□かき氷と夏
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しゃりしゃりしゃりしゃり。
キッチンに涼しげに氷の音が響く。


強い日差しが甲板に差し込み、甲板を暑く照らしている。その熱は当然キッチンまで到達。キッチンの中は影といえどかなり暑くなっている。


そんな中、長袖青シャツを腕まくりにして、かき氷機を回すのは料理人。山盛りの氷を涼しげなガラスの器にもって、全てクーラーボックスに入れてよし、と意気込む。


クーラーボックスの中には、様々な色のシロップが入っていた。


『かき氷と夏』



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