□【夏の恋心】
1ページ/10ページ

 
「シカマルー!」



ベランダにつづく窓を開け放していつものように昼寝




でもそれを遮ったのは、幼なじみのいのの一言だった


『ねぇ、みんなで海行かない?』






その言葉から数時間、俺達は海岸をあるっていた


『めんどくさそうだな?』


ニッと笑って俺の顔をのぞき込むテマリ




皆で行く予定だった海だが、テマリの到着が少し遅れたため

いの達を先に行かせて、俺達は後から向かっている



「仕方ねーだろ。俺は泳がねーからな(笑)」


もう半分あきれて自嘲ぎみに笑った俺の顔を見て


テマリはにっこり微笑みながら

『何と言おうと、行ったらどの道泳ぐ事になる!』


と勝ち気に笑った

 
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ