こ
□【砂の眠り姫】
1ページ/10ページ
ちょうど一週間前、久しぶりにテマリが任務で木の葉に訪れた
『シカマル』
「ん、?」
『最近、具合悪いとかあるか?』
いつものように木の葉を散歩してテマリを宿に送り届けたときの事
「ないけど‥、何かあるのか?」
突然の質問にシカマルは動揺したものの、冷静に考えてみたが特にない
『いや、無いならいい。』
この質問も、この答え方も何かおかしい
「なぁ、何が不安なんだ」
「言わなきゃわかんねーだろ」
シカマルがテマリを見るとテマリもシカマルを見て、少し迷いながらも口を開いた
『勘だ、勘。』
「はぁ?」
それから一週間後
「シカマル、すぐ砂に向かってくれ」