□【語らい】side鞠
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『明日にはもう、帰らなければならない』


「ゆっくりできなかったな」


『いつもの事だ…』






縁側に座って、最後の語らいをする



それが私たちの別れ方





『次はいつになるやら』

「また長いだろうな」




シカマルは仰向けに寝転がって


私は縁側から足を投げ出して座る



『なんか、いつもより淡々としてないか?』



「そんな事ねーって」






飲み物を挟んで隣にいるため

少し横目で見遣ると




ほとんど無表情で空を見ていた


.
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