□【秘密の体温】
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『ちょ…っ、ア』


強く引かれた腕




ぐるりと視界が反転して、貪るように唇を塞がれる






ヨシノさんもシカクさんもいない二人きりの奈良家


『は、ぁンッ』




今日のシカマルは変だった


甘栗甘でもただぜんざいを食べる私をみていて

ぼぅっとしているというか、今にも泣きだしそうな顔をしていた







そして、シカマルの部屋







何かあったのか?

と聞いた私の腕を引き、私の唇を貪った




『アッ…やだ、ぁンン』



唇を貪る間、私の衣服を器用に脱がして

私の足に手を掛け秘部に顔を埋めた





『シカマ‥っ!そ、んなトコ…あぁんっっ』





自分でも恥ずかしくなる



嫌なのに、きっと心のどこかでは嫌だと思っていなくて


認めたくないのに、ピチャピチャと響く水音が



快感を物語っていた
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