こ
□【日常茶飯事】
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俺が望んだ幸せがここにある
『コラっ』
「え?」
突然視界が揺れて、気付いたら俺は胸ぐらを掴まれて、目の前にはテマリの顔があった
『全く‥シカマルには火も任せられないのか?』
頬を膨らませて俺を見上げるテマリ
「悪かったって」
『ホントに思ってるか?』
「じゃぁ、これで約束な」
そして俺はテマリの唇に自分の唇を重ねて
君との約束をつむぐ
『そんなんで騙されないからな!』
少しビックリして頬を赤らめながら、君は俺に言う
「はいはい」
いたずらも、たまにはいいなと思った瞬間
無条件のキスも束縛のキスも全て幸せに思えて
生活すら愛しくなる
あぁ、俺は君と家族でよかった
Fin.
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