□【秋、来る】
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『オマエには風流な心が無いのか?』



いつも立ち寄るシカマルの特等席





ココも好き

ココにくればシカマルがいるから





しばらく話をして、ふと

『…オマエがもう一人いればいいのに』

なんて口にしてみた



「はぁ?」

今にも眠りにつきそうな態勢をとりながら

片目だけ開いてこっちをみるシカマル








『この紅葉も、砂にあったらいいのに』




「毎年見てたら飽きるぞ?」




ふっと笑いシカマルは目をつむって、規則的な呼吸とともに動かなくなった


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