□【Soon the rain become to snow.】
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「テマリ、折り返しの書類だ」



執務室に行くと、暖かい部屋の中で山積みになった書類を忙しく片付ける

五代目がいた


「あぁ、テマリか。待っていたよ。風影への伝報も一緒に頼みたいんだが‥」

『わかりました』



「それと、今日は生憎の天気だ。帰るのに大変だからもう一泊していけ」


『はい、そうさせてもらいます。』






テマリが頭を下げた時、ノックもなしに勢いよく扉が開いた


「綱手のばあちゃん!」

『「ナルト!?」』



「なんだナルト、騒々しいぞ。話し中だ」






現れたのは夏の太陽のようにうるさいナルト



サラリとあしらった綱手に、空気を読まずに発言は続く






「そんな事より外!雪だってば!!」


「雪‥?」




「ホントです!綱手様」


曇ったガラスを手で擦ると

真っ白な粒が地上へ落ちて木の葉の家々のやねに積もっていた
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