†開カナイ扉†

□ソラからの手紙
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朝焼けが暗闇にそびえ立つビルディングを一つ、また一つと照らし始める

オレンジ色に輝く巨大なビル達のおかげで、小さな家達にもわずかに光が届けられる

それでもまだまだ暗いままの小さな工場は、ちょこんと突き出た煙突から絶え間なく白い煙を吐き続けていた

そこら一帯に響くゴウンゴウンというモーター音は、汗塗れになりながら操作する美貴によって動かされていた

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