Love honey
□【第1話】
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そう。昔から私は不幸なことばかりおこる
例えば
何も取ってないなお店の万引きのセンサーに何度も引っ掛かったり
犬に追いかけられたり
溝にはまったり
車と衝突事故おこして全治3ヶ月の怪我をおったり
ほかにもいろいろ……
でもね
こんなに不幸なのは初めてです
なんたって……
あのタラシと3年生にまでも恐れられていることで有名な伊達政宗さんに食堂の缶コーヒーをぶっかけてしまいました……
「おぃてめぇ何しやがる!!!!」
『すいませんごめんなさい命だけは許してください』
頭を深く下げて謝る私
「てめぇ名前は?」
『高阪美紀です……』
「つーかいいかげん顔あげろや」
そんな殺気の混ざった声で言われたら上げれるものも上げれません
「さっさと上げろっつてんだよ」
ごめんなさいお母さん……
私ここで死ぬかもしんない…
おそるおそる顔をあげると伊達さんの顔が普通になり後ろにあったまがまがしいオーラが消えた
「………ま、すんだことは仕方ねぇ許してやる」
『ほ…本当ですか!?』
「あぁ…」
お母さん!!私生きて帰れそうです!!
いや死にたくなんてないけどね
『でも本当にすみませんでした役にたたないかもですけどこのハンカチ使ってください』
「…Thank you」
ポケットからハンカチを出して伊達さんに渡し一礼してその場を離れた
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