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□天然テロリスト
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昼休み、雲雀が十代目を呼び出したのに急に来なくていいなんて言いやがって、優しい十代目はそれを心配して応接室へ走っていった。

「熱いのなー」

「ん?何か言ったか野球バカ」

「んーん、何も。さて。俺たちは教室戻って飯食うか!」

「でも十代目が!」

「ツナは大丈夫だって」

「てめーどっからその余裕がくるんだよ!!あの雲雀だぞ!雲雀!」

「大丈夫だよ」

「……」

こいつは、天然なくせにへんなとこ鋭い。

いつもへらへら笑ってるからか、一度真剣な顔されると説得力があるっていうか…。


そんなかんなで流され、俺たちは教室に戻って弁当を持ち屋上へ向かった。

十代目が帰ってこられるかも知れないから、十代目の机に「いつものとこへいます」とメモ書きを残して。


今日は曇りだし外は結構冷えていた。
ジュース、買わなきゃよかったな…。




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