short novel
□会長のチョコは誰のもの!?(後編)
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「それでは
これより『白皇生徒の主張』を開催したいと思いま〜す
司会は私,いいんちょさんレッドでお馴染みの瀬川泉で〜す
みんな〜
盛り上がっていくよ〜
」
こうして「白皇生徒の主張」が幕を開けた……。
ヒナギクは美希と審査員席に座っていた。
「みんなってどこから主張してくれるの
」
「あそこだよ。」
ヒナギクは美希に問うと美希は指を指して答えた。
「テ,テラス
」
「そうよ。あの有名なTV番組だって学校の屋上から主張していただろ。だから一番高い所の方が良いと思ってな
」
「よ,よくあんな所に立てるわね……。」
「まぁ,おそらく立てないのはヒナぐらいだろうな。」
「な,なによ
私だって……。」
「よ,よくあんな所に立てるわね……。」
「まぁ,おそらく立てないのはヒナぐらいだろうな。」
「な,なによ
私だって……。」
「立てるというのか
」
「うっ…
」
美希は嫌味を混ぜて問いかける。