short novel
□綾崎ハヤテ 究極の選択
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「いや。今日は大事な日だから早く起きたのだ。何か問題あるか
」
「い,いえ……。(お嬢様が起きている事自体が問題なんて言えないからなぁ〜。)
「なら良いではないか。あと,これからお客が三人ほど来るから,来たら私の部屋に通してくれ。」
「はい。分かりました。」
――そのあと,朝食の片付けをしながらハヤテはマリアに尋ねた。
「マリアさん。今日ってそんなに大事な事があるんですか
」
「えっ……。(まさかハヤテ君,今日が自分の誕生日だって気づいてないのかしら
)
はい
もう少し待てば分かりますよ
」
ハヤテは後片付けを終えると,ナギに呼ばれ,リビングに来た。
「ハヤテ。今日は何の日か分かるか
」
「い,いえ……。朝から考えていたのですが,検討もつかないです![](/img/emoji/6P.gif)
」
「今日はお前の誕生日だぞ
」
「あっ……
そういえばそうですね。全然気づきませんでした(^^;」
「ハヤテ。去年のクリスマスの事覚えているか
」