short novel

□綾崎ハヤテ 究極の選択
3ページ/8ページ



「いや。今日は大事な日だから早く起きたのだ。何か問題あるか

「い,いえ……。(お嬢様が起きている事自体が問題なんて言えないからなぁ〜。)

「なら良いではないか。あと,これからお客が三人ほど来るから,来たら私の部屋に通してくれ。」

「はい。分かりました。」

――そのあと,朝食の片付けをしながらハヤテはマリアに尋ねた。

「マリアさん。今日ってそんなに大事な事があるんですか

「えっ……。(まさかハヤテ君,今日が自分の誕生日だって気づいてないのかしら)
はいもう少し待てば分かりますよ

ハヤテは後片付けを終えると,ナギに呼ばれ,リビングに来た。

「ハヤテ。今日は何の日か分かるか

「い,いえ……。朝から考えていたのですが,検討もつかないです

「今日はお前の誕生日だぞ

「あっ……そういえばそうですね。全然気づきませんでした(^^;」

「ハヤテ。去年のクリスマスの事覚えているか
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ