short novel

□一触即発!?遊園地デート(前編)
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「ここに呼んだのはハヤテ君じゃない……。」

白皇学院の中にある時計搭。そしてこの時計搭の主,桂ヒナギクは悩んでいた。

「約束から30分も過ぎてるじゃない!約束は守るものだって習わなかったの!!」

ヒナギクはハヤテに呼ばれて時計搭の中にある生徒会室にいる。どうも大事な話があるらしいのだが,本人が来ないために時計が死の危機になっていたその時。エレベーターの音が鳴った。
「すみません。ヒナギクさん。お待たせ……。」

言い終える前に木刀が飛んできた。ハヤテは必死に一撃を避けヒナギクを見たとき,後ろにはダークサイドが広がっていた。

「ヒナギクさん!スミマセン!!本当にスミマセン!!」

「別に怒ってなんかないわよ……。」

「いやいや!!怒ってなかったらいきなり木刀なんか飛んで来ませんって!!」

「問答無用!!!」

「やっぱり怒ってるじゃないですかーーー!!」
この後,ハヤテがどうなったかは想像してください。

「スミマセン。本当にスミマセン……。」

ボロボロになりながら必死に謝る。

「次,遅れたら……分かってるわね?」

「はい……。本当にスミマセンでした……。」

ハヤテが謝るとヒナギクはフゥー。と深呼吸をした。

「それで,大事な話って何
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