short novel
□綾崎ハヤテ 究極の選択
1ページ/8ページ
―――時はハヤテの誕生日一週間前……。
きっかけは三千院家の小さな主の一言からだった。
「ハヤテは本当に私が好きなのだろうか」
「はいっ」
小さな主,三千院ナギはマリアに聞いてみた。
「ナギそれはどういう意味ですか」
「昨年のクリスマスでは確かに私が告白されたが,あれから一年もたった。
だから,今でも私に好意が向いているのか確かめたいと思ってな」
「はぁ……。」
「だから来週,ハヤテの誕生日パーティーを兼ねてハヤテの気持ちを確かめたいと思う」
(なんだか,マズイ事になってきてしまいましたね〜。)
「あの,ナギ具体的にはどのように確かめるのですか」
「来週の誕生日にヒナギクとハムスターといいんちょを招いてプレゼントを渡す。
そして,誰がハヤテの彼女にふさわしいかをはっきりさせるのだ」
「なんでその三人なんでしょうか」
「私とハヤテの愛の強さを確かめるにはて個性派揃いの方が良いではないか」