Everlasting Love
□第7話
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始業式の朝と言っても普段と変わらずにやってくるものだ。
そしてここ,桂家にもいつもの様に朝が訪れていた。
場所はその桂家の一室。そこで綾崎ハヤテは容姿に似合わない執事服で身を包み,学校の準備を進めていた。
彼は16歳にしてこの家の執事と仕えている。
そのハヤテは桂家の好意によりハヤテの主である桂ヒナギクと同じ〈白皇学院〉に通わせてもらえる事になったのだ。
今日がその始業式。
ハヤテはまるで入学式を控えている小学生の様にはしゃいでいた。
「今日から学校か〜。楽しみだな〜。
と〜もだ〜ちな〜んに〜んで〜きるかな〜?」
「朝からずいぶんの上機嫌じゃないハヤテ君。」