戦国際〜トリップとはこれ如何に〜

□戦国際〜どうやら師弟は似るらしい〜
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「そうか、ナマエと言うんだな!!」

「はい・・・」

「愛の為に!ともに励もう!ナマエ!!」


うん、まあ・・・本当に自己完結型だなおい。

今は越後の・・・山の中を歩いている。
正直滅茶苦茶寒い。
私は文字通り着の身着のままで放り出されていて(湯たんぽも持ってない状態で!!)、なんつか・・・
よく死ななかったなあおい!!

今更ながらに恐ろしい・・・。
考えが達したところで少し震えが来る。


「ん、どうした?ナマエ」

「ナンデモナイデスヨ直江サン」


一々気付くのよくやるなあ・・・。
そう思ったのが顔に出たのか次の瞬間直江さんの顔がしかめられていた。

「愛を知る者同士なのに・・・水臭いぞ!!ナマエ!是非兼続と呼んでくれ!!」

「・・・うん、分かった、兼続」


なんだろう、これ・・・懐かれた?
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