戦国際〜トリップとはこれ如何に〜
□戦国際〜稀少な女友達〜
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「えっと・・・」
取り敢えずあの後部屋に入って貰ったのは良いけど・・・
(・・・会話が!会話が見つからない!!)
確かに女の子がいて嬉しいのだ、だけど一体何を話したら良いか・・・
何故かにこにこしっ放しの稲姫にどうしようもなく罪悪感を感じる。
(分かる、分かるんですよ、その目は何かしらの期待を含んでいますよね!?)
この勘は恐らく当たっているだろう。
なんだろう、なんか・・・デジャヴ。(昨日の愛を聞いてくる直江兼続もこんな感じの目だった気が)
だけどご免なさい!私面白い事とか言えません!!
内心は冷や汗ダラダラだ。(外見にはギリギリ出していない・・・筈)
私がぐるぐる考えていた時、ついに稲姫が口を開いた。
(!心の準備が!!)