あ め だ ま 。
□終わりの儚さ
2ページ/2ページ
ピリリリリ....
バッグにいれていた携帯が突然鳴る
功太だな・・・・
って思い携帯の表示を見ると
「何で功太まま・・??」
ドクン
一瞬だけ心臓がはねた気がした
嫌な予感がするのは気のせい?
なりっぱの携帯
「あ・・っでなきゃっ!」
通話ボタンを押して携帯を耳にあてる
「もしも..「りぃちゃん?」
あたしの言葉を遮るように功太ままがあたしの名前を呼ぶ
小さいころから「りぃちゃん」って呼んでくれる功太ままは
いつも優しくて、明るくて、笑顔が可愛い
「りぃちゃん」ってあだ名はお気に入り
呼び方はいつもと一緒、だけどいつもと違うのは声のトーン
「どうしたの・・・?」
心臓のが早く脈打つ
「りぃちゃん・・・・功太が・・・・・・」
世界が止まった気がした