ごちゃまぜ

□ある日の保健室で。-ユリゴ-
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「出てけ!!」
「!?」

はじめて、突き飛ばされて押し倒された。
自分が優勢と思い込んでいたから簡単に倒されてしまって、そのままシーツをかけられ抑えつけられてしまった。
少ししてそれが緩まった隙をついて強く胸を突き飛ばしてやると簡単にはねのけ後ろに転がった。
シーツを剥ぎ取り荒く床に投げつけ泰胡に跨ってやると、柵に体をぶつけたのか眉をしかめてこちらを見ていた。

「今日は随分と威勢がいいですね先輩」
「っ」

そう言って両腕を掴んで柵に押し付けてやると再び顔を歪める。
その表情をみてぞくぞくと背筋が震えた。

「…俺に刃向かったらどうなるか知ってるでしょう」
「っ、ごめん、な、強くする気は無かっ、い"っ」

首筋に強く噛みついてやると濁った声が聞こえた。
それでもお構いなしにさらに食い込ませる。

「痛、い、痛い、ユーリっ」
「…煩い」

バタバタと抵抗するもんだから、泰胡のネクタイを手にとり両腕を縛って柵にくくりつけた。
煩い口は噛みつくようなキスで塞いだ。
深く深くしてやると空気を求めて口緩めるものだから、舌をねじ込んで絡みとったりした。
その間服を無理矢理引き剥がし肌を露わにさせ、そして口を話すと急に息を吸ったのかむせかえり息を荒くする。
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