Old Clap
□キースラーガーとエクスタシンス
1ページ/5ページ
神父はある日思った。
何を思ったのかは、
誰も知らない。
神父は、キースラーガーに語りかけた。
群衆の中で存在する意義について。
キースラーガーは答えた。
そこに意義があるわけじゃなく、
全ての事に理由があり、必要とされたから
私は存在しているのだ、と。
神父は再び尋ねた。
一体、誰に命じられて?どうして?いつまで?
キースラーガーは申し訳ない、とでも言いたげに答えた。
世界に。世界が。終わりまで。
神父はありがとう、と言い、部屋から出た。
キースラーガーは、あともうちょっとなのに、
と一人、また、部屋で座っていた。
神父は
歩みを止めなかった。
く
歩 べきだと
まだ 知ったから。
神父が、気が ば ’
つけ