短編
□最後まで
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あ、そういえば
今日は高杉の誕生日じゃん
天人との戦いに勝ち、帰宅してる時に銀時はあることを思い出した
どうして今の今まで忘れていたのだろうか…!
8月6日から始まった戦い、その4日後は今日、つまり8月10日高杉の誕生日なのだ
銀時は迂闊にも忘れていたのだ
空を見ればあと10分程で終わってしまうだろう…
銀時はそんな短い時間で高杉になにかしてあげられることはないか考えていると、高杉がこちらを見て銀時を手招きした
「銀時…ちょっと来い」
「なんだよ」
「いいから…ヅラ悪い、さきに帰っててくれ」
そう言い、高杉はヅラ達と違う方向に歩いてった
「高杉、どこ行くんだよ?」
「…いいからお前は黙ってついて来い」
その言葉からお互いに何も喋らずただひたすらある場所に向かって歩いてった
銀時はその時間にもなにかしてあげることはないか考え続けた
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